【記号論】初心者のための用語解説 表示義、共示義とは? 

      2016/06/20

記号論

 

大学の授業などで時たま出てくる、この言葉。

あまり解説が詳しいものがないために混乱している学生もいるかもしれないですね。

 

そこで、初心者のための用語解説の記事を作ったので参考にしてくれたら幸いかな〜と。

 

〜今回のキーワード〜

表示義

共示義

denotation (デノテーション)

connotation (コノテーション)

用語解説

 

1 表示義 [denotation]

表示義とは、その名の通り、文字通りの意味を表している。

例えば、「男だったら泣くな」という決まり文句。

これを表示義的に捉えると、男なら泣くな、とそのままの意味になります。
「東京大学」だったならば、東京にある大学、というそのままの意味になる。

 

これが表示義と呼ばれるものです。

言葉に対してそのまんまの解釈を施すものなわけです。

 

 

2 共示義 [connotation]

 

一方、共示義とはその言葉に隠されている意味を捉える、というもの。

 

 

例えば、先ほどの例を使うと、

「男だったら泣くな」

という決まる文句には、女だったら泣いていいという隠れたメッセージがあります。

 

「東京大学」

だったなら、日本で一番賢い大学、偏差値の一番高い大学

となります。

 

表示義、共示義をもっと深く!

 

例えば他にはどんな具体例があるのでしょうか?

「服」一つにとっても、様々な解釈があります。

 

単に「服を着なさい」の場合は、体にまとう衣服、という意味になります。
そのまま表示義の解釈になります。

 

しかし、その服を見て、
「かっこいい」「かわいい」「だらしない」
などの服から人の性格、様子を観察しようものならば、これは共示義のレベルとして判断します。

 

人はこのように、言葉だけではなくて、モノ、記号までにも表示義、共示義の解釈を当てはめているんですね。

 


 

どうだったでしょうか?

できるだけシンプルに、かつわかりやすく解説したつもりです。

 

もし追加でこんなことも書いて欲しい!
ということがあれば是非コメントをしていただけると嬉しいです。

 

大学生活の勉強に役立ちますように。

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